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千葉日報本紙で毎日掲載している連載小説や、県内作家がオンライン会員のためだけに書き下ろした特別連載、千葉文学三賞の受賞作などがお楽しみいただけます。※小説は会員限定サービスです。
2024年12月18日から新連載「ふつうの家族」が始まりました。
【あらすじ】
100年に1度といわれる大嵐の夜、家を出た息子らを含む4人家族の関係が、1人の“侵入者”によって揺らぎ始める。お互いの秘密を探り合う家族の群像劇を通して、家族とは何か、世代とは何かを問い直す、新世代を代表する書き手の意欲作です。
◇つじどう・ゆめ 1992年生まれ。神奈川県藤沢市辻堂出身。東京大学法学部卒業。「東京大学総長賞」を受賞。2015年、第13回「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞を受賞し「いなくなった私へ」でデビュー。「トリカゴ」で大藪春彦賞受賞。「十の輪をくぐる」で吉川英治文学新人賞候補。22年には青春ミステリー「卒業タイムリミット」がNHK総合で連続ドラマ化された。
【あらすじ】
大学院で光合成の研究をしている倉敷(くらしき)秀斗(しゅうと)は、中学時代の同級生・桐田(きりた)奈南(ななみ)と、十一年ぶりに再会した。投資ファンドで働く桐田は倉敷の研究に興味を示し、「世界を変えるための作戦」として起業を持ち掛ける。会社の名前はオルロージュ(時計)。事業は成功し、桐田は一躍時の人となるが、やがて暗い影が差す――。直木賞作家・小川哲が実在の「世紀の詐欺事件」をモデルに描く、新感覚社会派サスペンス。
▶作者インタビュー 人間の虚栄心描く ベンチャー題材に群像劇
作品は、協調性ゼロの一匹狼で、警察署内の検挙率ナンバーワンを誇る女刑事が主人公のユーモアミステリー。結婚願望も強めな彼女は、仕事の合間を縫って婚活に精を出し、自分だけの“王子様”を捜していた。ある日、管内で殺人事件が発生し、若手警察官とコンビを組んで捜査に当たることに。果たして彼女は犯人を検挙し、王子様と出会えるのか-。
【第65回千葉文学賞】海の声を聴く 作・蓮見仁
言語障害を持ち、ほぼ母音しか発することができない兄との絆を幼少期に築いた主人公が、大人になって断絶していた関係を取り戻していく様子を描いた作品です。挿絵は佐藤辰作さん。
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【第63回千葉児童文学賞受賞作品】空色のポートレート 作・みずの瑞紀
自分を好きになれない女子高校生が同い年の少女に出会い、彼女の写真の被写体となることで、少しずつ自信を得ていく物語です。挿絵は森津和嘉子さん。
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【第16回千葉随筆文学賞受賞作品】マリー・アントワネットは笑う 作・千楓
「朝食」という家庭でのありふれた一光景を、ユーモアを持って切り取った作品です。挿絵は芝 章一さん。
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【完結】「魂の歌を」 作・真保裕一 画・旭ハジメ
大手音楽会社の制作部で働く芝原修。学生時代にはメジャーデビューを夢見たこともあったが、自身には才能がないと悟り、今はアーティストの発掘と育成に情熱を燃やしている。ある日、若者4人のアマチュアバンド・ベイビーバードと出会った修は、たちまちその曲に魅了された。デビューに向けて奔走する修だったが、彼らはなぜか本名と素顔の公表をかたくなに拒む。ベイビーバードの過去に何があったのか――。「ホワイトアウト」「奪取」「ボーダーライン」、数々の名作を生んだ希代のストーリーテーラー・真保裕一が挑む、渾身(こんしん)の音楽サスペンスです。
【完結】「うずしお高校浄瑠璃部」 作・ドリアン助川
60歳を目前にした売れない画家が、高校の人形浄瑠璃部でともに汗を流した同級生からの電話をきっかけに、40年ぶりに淡路島に帰郷。楽しく、時にほろ苦い青春の物語が展開します。
挿絵は「第34回ザ・チョイス年度賞」優秀賞など受賞多数のイラストレーター茂苅恵さんが担当します。
【千葉文学賞】いのちの時間 作・相羽亜季実
父と娘で切り盛りしていた小料理屋「舟よし食堂」。娘の妊娠を機に、求人募集をかけたところ、面接に現れたのは全盲の若い女性「ひかり」。周囲の心配をよそに、ひかりは抜群の料理の腕前で大活躍するが……。第63回千葉文学賞受賞作品。挿絵は森川剛さん。
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【千葉文学賞】おばーのゲルニカ 作・鳥光宏
大学進学のため沖縄に移住した若者が、アパートを経営する“おばー”との交流から、人生観を見つめ直す姿が描かれる物語。戦争や基地問題といったテーマに、ピカソの「ゲルニカ」を重ねる手法に称賛の声が相次いだ作品です。第63回千葉文学賞受賞作品。挿絵は芝章一さん。
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【千葉文学賞】ソーダアイスキャンディー 作・東野あゆみ
いつも悪口ばかりを言う母親を嫌っていた「私」の子ども時代を振り返る物語。姉と一緒に祖父母の家に預けられた際に起きた出来事から、「私」が母親にシンパシーを抱いていく過程をつづった作品です。第64回千葉文学賞受賞作。挿絵は森津和嘉子さん。
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【千葉児童文学賞】あたたかな家出 作・大谷八千代
母親との関係性に悩む小学生の娘。祖母の元へ家出し、一日過ごす中で母親の子ども時代を知り、自身との関係性を見つめ直す物語です。第62回千葉児童文学賞受賞作品。挿絵は芝章一さん。
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【千葉随筆文学賞】欺きと涙のゲームセット!〈変装録〉 作・山崎久美子
親に対し「学校立ち入り&部活の試合見学禁止令」を出す娘の中学最後のテニスの試合を、変装してこっそりと見に行く母親の姿をつづった随筆です。第15回千葉随筆文学賞受賞作品。挿絵は森川剛さん。
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