「被害は一生消えることはなく、失ったものが戻ってくることはない」…フジ第三者委報告受け女性がコメント

　元タレントの中居正広氏の女性トラブルを巡る問題で、フジテレビと親会社が設置した第三者委員会が、中居氏による性暴力を認定したことを受け、被害に遭った元フジテレビアナウンサーの女性が１日、「受けた被害は一生消えることはなく、失ったものが戻ってくることはない」とのコメントを代理人弁護士を通じて公表した。

　女性は「調査報告書で見解が示され、ほっとしたというのが正直な気持ち」とする一方、「報告書で初めて知った事実も多く、改めてやり切れない気持ちにもなっている」と心境を吐露。その上で、「このようなことが社会全体からなくなることを心から望む」とした。

　第三者委は３月３１日に公表した報告書で、女性が中居氏から「業務の延長線上で、性暴力による重大な人権侵害を受けた」などと認定した。