アメリカのウィトコフ中東特使がプーチン大統領と会談…ウクライナ停戦条件について協議か

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 タス通信によると、米国のトランプ政権でウクライナ停戦交渉を担うスティーブン・ウィトコフ中東担当特使が11日、ロシア西部サンクトペテルブルクを訪れ、ロシアのプーチン大統領と会談した。ロシアとウクライナの停戦交渉について協議するとみられる。露大統領報道官によると、米露首脳会談の実施に関しても話し合う可能性があるという。

11日、ロシア西部サンクトペテルブルクでの会談で、ウィトコフ氏(左)と握手するプーチン大統領=ロイター
11日、ロシア西部サンクトペテルブルクでの会談で、ウィトコフ氏(左)と握手するプーチン大統領=ロイター

 トランプ政権は停戦合意に向けた協議を急ぐが、露側は紛争の「根本原因の除去」が必要だと主張し、停戦条件に対露制裁の緩和を挙げるなど、かたくなな姿勢を崩していない。

 会談に先立ち、トランプ米大統領は11日、SNSに「ロシアは行動を起こさなければならない。余りに多くの人が恐ろしく無意味な戦争で命を落としている」と書き込み、プーチン政権に対して対応を促した。

 ウィトコフ氏はプーチン氏との会談に先立ち、キリル・ドミトリエフ大統領特別代表(対外投資・経済協力担当)とも会談した。

 米国のルビオ国務長官は今月4日、停戦交渉を巡り「ロシアが平和に真剣かどうかは数週間で分かる」と語っていた。訪米したドミトリエフ氏に米側のメッセージを託し、露側の対応を見極める考えを示し、露側が時間稼ぎをすれば制裁を強化する考えも示唆していた。

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