ダウ平均株価、一時1300ドル超上昇…貿易摩擦の激化回避の期待高まる
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【ラスベガス=小林泰裕】8日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)は一時、前日の終値から1300ドル超上昇した。関税措置を巡ってトランプ政権と各国との交渉が進展し、貿易摩擦の激化が避けられるとの期待から大幅に上昇した。

米国東部時間午前9時半(日本時間8日午後10時半)の取引開始直後から半導体大手エヌビディアや航空機大手ボーイングなどの銘柄が値上がりした。
トランプ米大統領が2日に相互関税を発表した後、ダウ平均は7日までの3営業日で計約4300ドル下落した。自律反発の買いも入りやすい状況となっている。