発がん性指摘のPFOSとPFOA、22都府県の242地点で国の暫定目標値超え…23年度
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環境省は25日、発がん性が指摘される化学物質「

今回の調査は、39都道府県の2078地点で行われた。前年度調査は38都道府県の1258地点で行われ、16都府県の111地点で目標値を超過していた。調査地点、超過地点ともに大幅に増加した。同省は超過地点のあった自治体に対し、井戸水や河川の水を飲用に使わないよう注意を呼びかけている。

最大値は大阪府摂津市の地下水で、1リットル当たり2万6000ナノ・グラムだった。府によると、近くの化学製品の製造工場で以前、PFOAを使用したことがあり、工場が汚染源の一つとみられるという。付近住民の飲用には使われてはいないという。