愛知県警、鑑定資料の大麻を取り違え…名古屋地検は20代男性の起訴取り消し

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 愛知県警は7日、誤った証拠を基に、名古屋市中区の20歳代の会社員男性が麻薬及び向精神薬取締法違反(所持)で起訴されていたと発表した。名古屋地検は同日、起訴を取り消すとした。

愛知県警察本部
愛知県警察本部

 県警などによると、男性は大麻草約0・418グラムを所持した疑いで3月18日に中署に逮捕され、同28日に起訴された。しかし、同署員が同31日に事件記録と証拠品を調べたところ、別の事件で押収した大麻と取り違えて鑑定が行われていたことが判明したという。男性が所持していた疑いのある大麻は約1・919グラムだった。今後の捜査について県警は「検察庁と調整し適切に処理する」としている。一方の事件は捜査中。

 男性が所持していた疑いのある大麻と、別事件の大麻を中署員が同時に県警科学捜査研究所に持ち込んでおり、いずれかの時点で取り違えが起きたとみられる。県警薬物銃器対策課の鈴木和博次長は「原因を特定した上で再発防止に努めたい」と話した。

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