メジャーデビュー戦は手がつり降板、菅野智之「もうちょっと投げたかった」

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 【トロント(カナダ)=平沢祐】米大リーグは30日、各地で行われ、オリオールズの菅野がブルージェイズ戦で先発してメジャー初登板を果たした。4回4安打2失点で、チームも1―3で敗れて負け投手となった。カブスの鈴木はダイヤモンドバックス戦に2番指名打者で出場し、今季1号2ランを放って4打数2安打2打点だった。試合は6―10だった。

「人生で一度もない」

ブルージェイズ戦に先発したオリオールズの菅野智之(30日)=武藤要撮影
ブルージェイズ戦に先発したオリオールズの菅野智之(30日)=武藤要撮影

 夢だったメジャーのマウンド。オリオールズの菅野は「緊張していたとか、自分をコントロールできなかったというわけではない」と言いつつ、「今まで経験したことないような感覚」になっていた。

 その影響もあったか、持ち味の制球が定まらない。先頭打者にボールを4球続けて四球とした。「初回からあんなにストライクが入らなくなることは人生で一度もない」。ボール先行の苦しい投球で、二死二、三塁から2点打を許した。

ブルージェイズ戦で、5回の投球練習に臨むも、この回は投球せずに降板したオリオールズの菅野智之(中央)(30日)=武藤要撮影
ブルージェイズ戦で、5回の投球練習に臨むも、この回は投球せずに降板したオリオールズの菅野智之(中央)(30日)=武藤要撮影

 二回以降はベテランらしく落ち着きを取り戻し、追加点を許さなかった中、アクシデントにも見舞われた。四回に左手がつり、五回のマウンドに向かう前に右手もつり始めた。降板が決まり、「徐々に良くなってきていたので、もうちょっと投げたかった」と残念がった。

 ハイド監督は試合後、次回登板には支障がないとの見通しを示した。黒星スタートとはいえ、35歳のベテラン右腕が確かな一歩を踏み出した。(平沢祐)

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