「1億円の当選者を探しています」…千葉県松戸市の宝くじ売り場で異例の呼びかけ、「時効」まで3か月切る
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WANTED 当選者を探しています――。1億円の当選くじが未換金になっているとして、千葉県松戸市の宝くじ売り場が異例の呼びかけを行っている。支払期限は6月24日。くじが無効となる「時効」まで3か月を切っており、売り場が購入者を探している。

換金されていないのは、「能登半島地震被災地支援ドリームジャンボ宝くじ」の「1等後賞」。1等の当選番号と同じ組番号で末尾の数字が一つ違いの賞で、賞金は1億円となっている。松戸市高塚新田の「高塚新田マミーマートチャンスセンター」で昨年5~6月に連番で販売されたといい、同店は「期限までにお忘れなく」などと書かれたポスターを掲示した。
宝くじ販売会社で同店を担当する簑原真紀さん(59)は「被災地支援の宝くじだったので、普段買わない人が買って忘れているのかもしれない。心当たりがある人はもう一度くじを確認して」と呼びかけている。
当選金の支払期限は支払い開始から1年間で、当選に気付いたら、期限までに全国のみずほ銀行か宝くじ売り場に持参すれば、手続き後に換金できる。
宝くじ公式サイトによると、2023年度には当選未払い金が計約100億円あり、1億円以上の高額当選くじも7本あった。時効当選金は全国の都道府県などに分配され、公共事業などに充てられる。