川崎市立小学校の卒アル業者に不正アクセス、12校6000人分の個人情報が閲覧された可能性
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川崎市教育委員会は4日、市立小12校の卒業アルバムの制作過程で、業者のサーバーに不正アクセスがあり、2020~23年度の卒業生と教職員計約6000人分の個人情報が閲覧された可能性があると発表した。

発表によると、12校からアルバム制作を受託した高津、多摩区の2業者は、さいたま市の卒業アルバム制作会社「イシクラ」に業務を再委託。イシクラのサーバーが昨年5月に不正アクセスを受けた。サーバーには、川崎市内の卒業生4885人と教職員955人の氏名や個人写真、学年や組ごとの集合写真などが保存されていたという。
市教委は、情報の悪用は確認されていないとしている。今後、対象者へ事案の概要と問い合わせ先を記載した文書を発送するとともに、業者にはアルバム制作後、個人情報を速やかに廃棄するよう徹底する。