風俗スカウトグループ、島根除く全国1800店の情報をまとめた独自ウェブサイトを運用

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摘発を想定したスカウト向けのマニュアルも作成

 全国の風俗店に女性を紹介したとしてスカウトグループ「アクセス」が摘発された事件で、グループが、あっせん先の候補となる約1800店の情報をまとめた独自のウェブサイトを開設・運用していたことが4日、警視庁への取材でわかった。同庁は、グループが店側と連携してあっせんを繰り返していたとみている。

警視庁
警視庁

 同庁幹部によると、アクセスはグループのスカウト向けに「2チャンネル」というサイトを運営。サイトには、島根を除く46都道府県の風俗店約1800店の所在地や担当者の連絡先、各店が求める女性の容姿などの条件が記載され、スカウト側が店の口コミを書き込む機能もあった。

 アクセス幹部が店側から情報を集めた上で内容を更新し、閲覧に必要なIDとパスワードをスカウトに共有。スカウトはサイトを参考に、女性の個人情報を店側に伝え、紹介料などで好条件を提示した店にあっせんしていたという。

 また、グループが、摘発を想定したスカウト向けのマニュアルを作っていたことも判明。逮捕時の調べに黙秘したり、グループの関与を隠したりするなどの対応を求めていた。

 警視庁は4日、宇都宮市の店に20歳代の女性を紹介したなどとして、アクセスリーダーの遠藤和真被告(33)(新宿区西新宿)ら4人を職業安定法違反容疑で再逮捕したと発表した。

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