天皇、皇后両陛下が硫黄島で戦没者を慰霊…日米2万7000人以上を追悼する「鎮魂の丘」など巡る
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天皇、皇后両陛下は7日、太平洋戦争の激戦地・東京都小笠原村の硫黄島を訪れ、戦没者を慰霊された。両陛下は今年、沖縄、広島、長崎にも向かわれる見通しで、戦後80年に合わせた「慰霊の旅」が始まった。天皇、皇后の硫黄島訪問は、「戦後50年」前年の1994年の上皇ご夫妻以来31年ぶり。
両陛下は旧島民の慰霊碑がある「硫黄島島民平和祈念墓地公園」など3か所を巡り、供花して拝礼された。日米合わせて2万7000人以上の戦没者を追悼する「鎮魂の丘」と日本の戦没者を慰霊する「硫黄島戦没者の碑(天山慰霊碑)」では献水もされた。その後、遺族会や遺骨収集団体、旧島民ら8団体の関係者と懇談された。7日夜、空路で羽田空港に到着された。